しょっぴです!
今回は、固定費削減における水道光熱費(水道編)をお伝えします。
僕たちが生活する上でどうしても欠かせず、切っても切り離せないのがライフラインです。このライフラインを維持するために、僕たちは水道光熱費を毎月必ず払わなければなりません。水道代の支払いのタイミングになった時、水道代が思ったより高くて、少しでも水道代を減らしたいー!と思ったことありませんか?
僕は毎回思ってました!笑
水道は生活に欠かせないですが、家族が多いほど料金が高くなっていくのが悩みどころかと思います。しょっぴ家は親2人きょうだい4人で生活をしていたので、多分水道代は半端ないことになってたかと…笑
さぁ!そんな水道代ですが、今よりも自由に使えるお金を増やすために、節水の具体的な方法を知って、少しでも節約に繋げていきましょう!
節約はダイエットと同じで、「小さなことからコツコツとやる」のが基本!小さなことだからこそ簡単に実行できますし、今日から少しだけでも意識を変えて、水道代の節約をしてみましょう!ただし、他の記事でも言っていますが節約しすぎて生活の質や満足度が著しく下がっては元も子もないので、許容できる範囲はご自身で調整しましょう。
まずは現状の実態を把握しよう
●節約の基本はまず現状把握から!「水道使用量のお知らせ」を確認しよう!
節約するにあたり、効率良く無駄を省くにはまず現状把握が大切です!毎月の水道料金が記載されている「水道使用量のお知らせ」を、今までよりもじっくり見てみましょう。「今回の水道代は〇〇〇〇円」という結果だけでなく、前回の使用量や金額との比較も大切になってきます。
●「水道使用量のお知らせ」の見方は自治体のサイトでチェック
2ヶ月に1度届く「水道使用量のお知らせ」は、項目ごとの見方を知らないと請求予定金額だけ見て終わりになりがちです。そこで、住んでいる自治体の水道局サイトで案内されている「お知らせの見方」で見方を確認しましょう。サイト内には項目の内訳まで記載されているので、お知らせの内容の意味がある程度分かるようになります。そうすると節約の変化幅が見える化できるので、良かった点や反省点が次第に見えてきます♪
東京都水道局「お知らせの見方」はこちら 横浜市水道局「お知らせの見方」はこちら
●水道料金は住んでいる自治体によって違う
水道料金はどの地域でも同じだと思っている人も多いかもしれませんが、実は水道料金は住んでいる自治体によって差があります!それは水源の違いや水源からの距離、事業にかかる経費の違いなど多くの要因によるものです。住んでいる地域の水道料金が高いからといって、引越しを検討するほどではありませんが、引越しの際に事前にチェックしてみるのも良いかもしれないですね♪
●日頃から意識して水を使うことが大切!
東京都水道局によると、一般的な家庭で1人が1日に使う水の量は、平均214リットル(令和元年度)程度です。2リットルのペットボトルに換算すると約107本分です!たった1人で「2リットル6本入りケース、17箱でも足りない」と思うと意外と結構な量じゃないですか?中々驚愕ですよね!笑 せめて1日1本分でも節約できたらと思いませんか?節約においてこの意識が大事です!!このような意識を少しずつでも持ちながら水を使えるようになることが、節約の第一歩となります!
水道代の意識するポイント
実は水道料金は、ライフスタイルや季節によっても大きく変わってきます!それなのに実際に水を使っている場所や使い方をあまり意識できていないことが、無駄使いの原因の一つとなっています。水が出る場所はどこで、何に使っているのかを確認し、一つ一つ丁寧に意識してみましょう。
●水を使う(出る)場所はどこ?
家のなかで水道料金が発生する場所、つまり水を使う(出る)場所をチェックしてみましょう!パッと思い付くところとしては、キッチン・トイレ・お風呂・洗面所・洗濯機置き場・ベランダ・庭などなど。全て水道料金が発生している(発生する可能性がある)場所だということを認識することが大切ですので、こまめに水を止めるということを家族全員の習慣にしていきましょう。
実際に節水に取り組む際に知っておきたいのが、家の中で一番水を使うシーンがいつどこなのかということです。
東京都水道局によると、一番水を使うのは使用量全体の40%を占めるお風呂。次に21%を占めているトイレとなっています。
お風呂の使用量は一般家庭で約180リットル。つまり1日あたり約43.2円の水道料金がかかる計算となります。また、5分間のシャワーでは約14.4円、6Lの水を使うトイレでは約1.44円かかる計算となります。洗濯は大抵1回の水使用量がトイレよりも多いですが、頻度はトイレの方が高いため、結果として1日あたりの使用水量が多くなります。
東京都水道局:くらしと水道:水の上手な使い方 東京都水道局:よくある質問:節水について
●ポイントの具体例
- お風呂
- トイレ
- キッチン
- 洗濯
- 洗面所
- 洗車
ここからはポイント別に具体的な節水方法を紹介していきます。お風呂やトイレ、キッチンなど取り組みやすいポイントから実践してみてください。
●お風呂
家の中で一番水の使用量が多いお風呂の節水テクニックです♪
最近の浴槽は快適性が増して昔より大きくなり、浴槽に溜められる湯量も増えていますが、溜める湯量を少なくすることよりも、実はシャワーを出しっ放しにしないことの方が効率的なのです!シャワーを3分間出しっ放しにすると、約36リットルのお湯を使うことになります。こまめに止めて3分を2分にするだけで12リットルの節約になります。これは年間で約1,051円節約できること同じです!手元のボタンでこまめに止めることができるシャワーヘッドなどの節水グッズを活用すれば節約のハードルはグッと下がるのでおすすめです♪
また冬場、浴室が寒くてシャワーを出しっ放しにしてしまう場合には、窓に断熱シートを貼ったり、入浴前に予めフタを開けておいて、浴室内を温めておくなどの対策もアリです♪
お風呂に使った後の残り湯は、入浴剤を入れてなければ洗濯・掃除・洗車・花壇の水やりなどにも再利用できます。 ちなみに残り湯がまだ温かいうちに洗濯に使えば、衣服の皮脂汚れが落としやすくなります。逆に花壇の水やりに再利用する場合は、植物が傷まないように冷ましてから使う方が良いです。洗車は大量の水を使うので、お風呂の残り湯を活用すれば大幅な節水に繋げられます♫
他にも、家族の入浴時間をなるべく揃えて、お湯を沸かし直したり、足し湯をしないように心掛けるのも1つの方法です。
●トイレ
1日の使用頻度が高いトイレの場合には、1回で流す水の使用量をいかに減らすかを考えると良いです。
まずトイレットペーパーの使いすぎは排水量を増やしてしまうのでNG!洗浄も「大」「小」と水量を変えて使い分けましょう。1回あたりの水量は大のレバーなら6~8リットル、小のレバーなら4~6リットル程度です。2リットルほどの差ですが、”塵積も”ですので毎回心掛けることで大きな節水効果に繋げることができます。
音消しのために水を流すことがある場合は、家のトイレにも設置できる音消しグッズを付けてみたり、トイレのタンク内に設置して水圧は変えずに排水量をカットする器具を使用してみたりするものアリです♪
あくまでおまけですが、新築住宅には節水型のトイレを設置したり、今使っているトイレを思い切ってリフォームしたりするのも1つの方法です。節水型のトイレなら水道料金が節約できるだけでなく、お住まいの地域によっては補助金の対象になることもあります!
●キッチン
キッチンで一番多く水を使うのは、食器や調理器具などの洗い物の時です。
さて、洗い物には一体どれくらいの時間がかかっているでしょうか。家族の人数でかなり変わりますが、一人暮らしでも1日5分では大抵終わらないですよね。東京都水道局によると、5分間出しっ放しにしたら60リットルも使用してしまうそうです。となると、年間約5,256円を節約できる可能性があります!こちらもこまめに止めて必要なときだけ流すように心がけましょう!
また、食器や野菜を洗う際は水を出しっ放しにしたまま洗うのではなく、洗いおけなどに水を溜めておく「ため洗い」を実践しましょう。これだけでも使う水量をかなりカットすることができます。このとき、水ですすぐよりもお湯ですすいだ方が、汚れ落ちや水切れもよく速く乾きます。
他にも食器に汚れが残らないような食べ方を工夫して、残った汚れを綺麗に拭き取る紙を使ったり洗いおけでつけ置き洗いをするという方法は、水だけでなく洗剤の使用量も減らせます。
もしくは思い切って食洗機を購入して利用することも節水(と時短)に繋がります。
●洗濯
洗濯は1回でかなりまとまった水量を使います。洗濯機を回す数を減らすためにまとめて洗う、お風呂の残り湯をポンプで汲み上げて洗濯に使う、すすぎの方法を「注水」から「ためすすぎ」にするというのは、割とすぐにできる節水方法です。すぐに洗いたい洗濯物があるが、まとめ洗いをするほどの量ではないという場合には、手洗いをして脱水のみ洗濯機で行うのもおすすめです。また汚れがそこまで気にならない洗濯物なら、すすぎの回数が少なく早く洗い上がる「時短コース」なども活用してみるのもアリです♫
最近では泡立ちが少なく、すすぎが1回でOKなタイプの洗剤もあるので、そのような洗剤に切り替える手もあります。
もし洗濯機を買い替えるなら、節水型の全自動洗濯機がおすすめです。一般的に縦型洗濯機よりドラム式の方が節水ができることで知られていましたが、近年では縦型も節水性能に優れた製品が販売されています。
●洗面所
1回の使用水量が比較的少ない洗面所でも、こまめに節水を心がけることで、意外と月単位・年単位での大きな節約が期待できます。
歯を磨く時や顔や手を洗う時、水を出しっ放しにせずこまめに蛇口を閉めるだけで約5リットルの節水に繋がります。また、洗顔の際は洗面器や洗面台の水栓を使って水を溜め、歯磨きの際はコップに水を入れておくことで、より水を節約することができます。子どもが使った後は蛇口の閉め方が甘く、ちょろちょろと流しっぱなしになっていることも多いので注意しましょう。
節水コマという、蛇口の内部の「弁座パッキン固定用ナット」という部分を特殊な形状に変えたものもあります。取り付けることによって、ハンドルを開けても水の量が制限されるようになります。
また、節水アジャスターという、蛇口の排水口に取り付けて水量を調節するものもあります。洗面所での節水に取り組む際には、こうしたアイテムもぜひ活用してみましょう。
●洗車
洗車の際には、蛇口から直接つないだホースを使うと大量の水が必要になりますが、ここでお風呂の残り湯を利用したり、バケツに水を汲み置きしておいたりして洗車に使うと大幅な節水ができます。また、冷たい水ではなくぬるま湯の状態で使うことで汚れが落ちやすくなります。お風呂の残り湯を使ったときは、最後は水道水できれいに洗い流しましょう。
まとめ
●節水と水道代節約の効果を実感して、モチベーションアップ!
水道代は電気代・ガス代と比較すると金額が小さく、さらに2ヶ月に1回の支払いであるため、見落としがちな無駄遣いポイントでもあります。水道代が高い家庭は、節水に無頓着になっていませんか?水道代を節約できれば無駄使いへの意識が高まり「お金が貯まる家」になる第一歩を踏み出せます♫
家族が少ない場合は、もともと水道代の金額が小さいこともあり、節水しても飛躍的に水道代が下がるということはないかもしれません。そんなときは「水道使用量のお知らせ」を並べたり、表やグラフにして見比べたりして、節水による数値の変化を体感してみてください。数値が少しでも下がっていれば、ちゃんと節約成功です!
節水の工夫は、家計全体の節約に繋がります!小さなことをコツコツ続けることで成果を出せたら、人生の選択肢が広がる一歩になります!!塵も積もれば山となる!節約も、お小遣い稼ぎも、資産形成もまずは小さなことから始めることが大事です!