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固定費の削減~住居費を抑えよう⦅持ち家編⦆〜

しょっぴです!

今回は、固定費削減における”住居費の持ち家編”をお伝えします。

今よりも自由にお金を使えるようになるために、現在の家計の状況を知ろう!ということで別の記事でオススメの家計簿アプリのお話をしました。気になる方はぜひ覗いてみてください。

家計簿をつけていると、もっと使えるお金が増えないかな?と考える方もいると思います。そこでまず考えるべきは固定費の削減です。別記事の固定費削減〜これを抑えろ〜という記事でも紹介していますので、参考にしてみてください。

固定費は、削る時に手続きをしたり切り替えたりすることが多いので面倒に思うこともありますが、”一度削れば半永久的に削減された状態が続きます”ので家計の見直しの際は鉄則です。ただし、削減しすぎて生活の質や満足度が著しく下がっては元も子もないので、許容できる範囲はご自身で調整しましょう。

賃貸か持ち家かを問わず、固定費の中でも多くの割合を占めるのが住居費ですので、住居費を抑えることで固定費の大部分を削減できます!

以下では、持ち家パターンを紹介します。賃貸パターンは別記事(固定費の削減~住居費を抑えよう⦅賃貸編⦆~)にて紹介していますので、賃貸派の人はぜひそちらを読んでみてください。

【持ち家パターンの節約術】

持ち家の方で、住宅ローンを組んでいる方は次の2つの節約術があります。どちらも時間や手数料などがかかる方法ですが、条件などがマッチすればしっかり固定費を節約できるものになります!

ちなみに、一般的に住宅ローンを無理なく借入れできる目安は、借入額については年収の6~7倍まで、また返済比率は年収の20~25%が目安とされています。どうしても返済が苦しいようであれば、リースバックを検討する、賃貸物件への住み替えを考えることも一つの手です。

●住宅ローンの繰上げ返済

もし資金に余裕があるようでしたら、住宅ローンの繰上げ返済で支払額分の利息を節約するのがオススメです。繰上げ返済とは元金の一部あるいは全部を前倒しで返済することです。

繰上げ返済には2種類あります。

「期間短縮型」毎月の支払額はそのままで、返済期間を短縮できる(利息を減らしたい、完済までの期間を早めたい人向け)

「返済額軽減型」返済期間は変わらず、毎月の支払額が安くなる(毎月の支払額を抑えたい人向け)

前者は、後者に比べて利息を多く減らすことができる上に、ローンの完済時期を早められるのがメリット!後者は、毎月の返済額を減らすことができ、現在の生活に余裕を得られるのがメリットです。あなたの都合の良い方・事情状況に合わせた選択で良いと思います。もし月々の支払いが苦しいようであれば、返済額軽減型で家計の負担を少しでも軽くすることも考えてみてください。

ただし、金利の安い時期だったり、住宅ローンの控除を受けていたり、時期と状況によっては逆に繰上げ返済の恩恵を得られないこともあるので、金融機関によく相談してから決めるのがオススメです。

以下はローンの繰上げ返済をした場合のシミュレーションです。

住宅ローンの諸条件

  • 借入額2,500万円、返済期間35年、固定金利、金利2.5%
  • 毎月返済額:8万9,373円(ボーナス払いなし)

(参照元:Q. 住宅ローンの繰り上げ返済、効果的に行うには? | 住宅購入 | 一般社団法人 全国銀行協会)

3年後に100万円を繰り上げ返済した場合

返済内容期間短縮型返済額軽減型
毎月返済額8万9,373円(変わらず)8万5,588円(3,785円軽減)
残り返済期間30年(2年短縮)32年(変わらず)
将来の支払利息軽減額間115万6,892円45万3,924円

5年後に300万円を繰り上げ返済した場合

返済内容期間短縮型返済額軽減型
毎月返済額8万9,373円(変わらず)7万7,520円(1万1,853円軽減)
残り返済期間24年6か月(5年6か月短縮)30年(変わらず)
将来の支払利息軽減額間291万2,654円126万7,410円

(出典:一般社団法人全国銀行協会「住宅ローンの繰り上げ返済、効果的に行うには?」)

●住宅ローンの借り換え

現在利用している住宅ローンより、金利の安いものに借り換えれば、毎月の返済額・返済総額を減らせる可能性があります。

一概には言い切れませんが、住宅ローンの借り換えは、残りの支払額が1,000万円以上で、返済期間が10年以上あり、借り換え後の金利が1%以上低くなる場合には節約効果の期待が持てると言われています。

ただし、諸費用の手数料が数十万かかったり、審査・契約などの準備に手間がかかるといったデメリットも生じるため、かけるお金と時間に見合う価値があるかをしっかり考える必要があります。

多少費用はかさみますが、中立的な立場でアドバイスしてくれるFP(ファイナンシャルプランナー)などの専門家への相談もオススメします。

💲まとめ💲

★借入額については年収の6~7倍まで、返済比率は年収の20~25%が目安!(それ以上は分不相応)

★住宅ローンの繰上げ返済を検討しよう!(期間短縮型/返済額軽減型)

★住宅ローンの借り換えを検討しよう!(FPへの相談も忘れずに)



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